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movie : コロンビアーナ [Tea Break /映画、本などの私的感想]

おもしろかった…。素直にそう言える作品です。こういう話が好きなんだな、となんか自覚してしまいましたよ。
リュック・ベッソンの製作と脚本ということで(監督は別の方みたいですが)、ニキータやレオンと筋や設定も似てますね。
ストーリー自体はシンプルで、両親を殺された少女が暗殺者となり、組織のボスの復讐しようとするお話です。9才の時に殺され(この9才時でのアクションがすでにすごい)、それから十五年後。王道なお話ですので、展開も人間関係もほぼ狂いなく読める感じで、そういう意味での意外性とかはないのですが。
復讐ということの是非、彼女のとった道が彼女にとってもまわりにとっても正しかったかどうかということはさておいて、本当に冒頭から最後の一秒まで、切れることのない緊迫感がすごい。アクションもすごい。彼女のアクションは本当に見所の一つかと。彼女の素性が捜査官に知れるあたりだけがちょっとできすぎかなー、と思いますが、しかし彼女を追っているFBIの捜査官の立ち位置というか、使い方はおもしろかったですね。彼女が追われているということを示すだけのキャラじゃなくて、ちゃんと役割があるあたり。
そして、ラストシーンの余韻ですね。この先、彼女はどうするのか、どこへ向かうのか。こういうこの終わり方が、個人的に好きなのかな。
レオンを基準にすると辛い評価になる向きもあるのでしょうが、個人的には時間を忘れておもしろく見ました。
上映終了間際で駆け込んで見てきましたが、こういう出会いがあるので映画館に走ってしまうんですよね…。
そして予告を見ると、ほとんど全部見たくなる…(笑) 
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