SSブログ

5月のある日未明の出来事…… [このごろの鮮度/日記らしきもの]

そろそろほとぼりも冷めた(?)頃かと思いますので、5月のある明け方、私がTwitterでいきなり発狂していたことの顛末を記しておきたいと思います。すみません。ほんと、あまりの衝撃にいきなり叫んでしまったから……。

初めにお伝えしておきますが、決して悪い話ではないのです。むしろありがたい出来事なのです。……ただ私が、叫び出すくらいいたたまれなかっただけで。

以下、長文ですので覚悟してお読みください。……とはいえ、そんなたいした話じゃないですよ(笑)ハードルを上げずに笑ってください。

さて。それはある朝の5時くらいに届いた、一通のメールから始まりました……。

その時間に起きてる私も私ですけど(寝る前だったんですよね)、差出人に心当たりはなく、しかし迷惑メールのようでもなく、知らない方からメールをいただくこともままありますので、普通に読んでみますと。

「〇〇▲▲というものですが、先生の本に私の名前の登場人物が出てくるのですが、もしかしてお知り合いでしょうか?」という内容のお問い合わせでした。つまり、私のある本のキャラとお名前が同じだったんですね。ただし「攻めキャラの名字+受けキャラの名前」の組み合わせでした。例に出してみますと(実際にはこのお名前じゃないですが、ありそうにない「エスコート」でたとえてみます。や、これが実在したらほんと、すみません…)「志岐 ユカリ」という感じです。おそらく検索で引っかかったんだろうなあ、と思いながら、そんなこともあるんだな、とこの時点ではちょっとおもしろがっておりました。

とてもご丁寧なメールで、差出人の方のメールアドレスはもちろん、プログとフェイスブックのアドレスもつけていただいてましたので、そちらを拝見すると、某専門ジャンルの評論家をされている先生で、大学の客員教授もされているらしい70代のすてきなおじさまでした。そのジャンルでは著名な方だろうと思われます。ですので、「名字とお名前がそれぞれ別のキャラの名前ですし、純然たる偶然です。私の書くものはラノベで、BLというジャンルですので、おそらく先生にはご縁がないものと思います。」という内容のことをすぐに返信したのですね。私としては、この時点でおもしろい笑い話として終わったものと思っていたのですよ。

が、なんとそこからまたすぐにご返信をいただき。

「実は私は全国の「志岐会(仮名)」の代表を務めております。〇〇の本はさっそく購入いたしました」
……キャ――――――ッッ!!
縁がないって言ったのに……。

さらにここから「職業軍人である父に厳しく育てられ……」から始まるご自身の半生のご紹介を20行近くいただき(や、とても波瀾万丈な感じでとても興味深かったですが)、「などなど主人公の気質にも似たところもありましたので」

……マジで!? 読んだのですかっっ!?

「私を知っている方々やメディアは、関心を持たれることと思われました」

……いやぁぁっ、ちょっと待って――――――ッッ!
全国の「志岐さん(仮名)」で話題にされるような本ではないですよ!!

2度目の返信には「ありがとうございました……」と震える手で打つくらいしかできなかったですが……。
という感じで、明け方にひとり、PCの前でのたうち回っていたんでした。

BLという言葉もご存じないかとは思ったのですが、表紙とあらすじで気づいてくれないかな……。せめて本当に「エスコート」くらいならまだしも、もっとハードでエロ炸裂してる本だったので、いやもうちょっと、どう考えても70代のお堅いおじさまが、ほほぅ、とページを開くようなものではない…。万が一、一億分の一にも、新しい世界への扉が開かれたら素晴らしくありがたいのですが、どうなんでしょうか…。

それ以来、特にご連絡はないので、まわりからご意見があったのやもしれません(笑)……や、もちろんご購入はとてもありがたいのですよ! ありがとうございましたm(_ _)m
ただちょっと動揺が激しかったです……(笑)

コメント(2) 

コメント 2

ピピン

み、水壬先生、私、
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
としか、感想が申せません。
驚天動地七転八倒事実は小説より奇なり奇っ怪至極…なことは、あるものなのですねえ。
by ピピン (2020-08-05 22:13) 

fuuko

>>ピピンさん

あの衝撃を共有していただけてよかったです!(笑) ほんとにもうどうしようかと…(どうにもできないですけど(笑)そして、とてもありがたいことなのですが!)
by fuuko (2020-08-07 21:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。