「孕むアルファ擬態するオメガ」＆ 「装うアルファ、種付けのオメガ ～財閥オメガバース～」

６月刊2冊の内容など少しばかり。
「孕むアルファ擬態するオメガ」宝井さき先生によるコミカライズです。
冒頭のプロローグ部分は宝井先生のオリジナルで、打ち合わせの時に盛り上がった「座敷牢の人」（笑）のエピソードを入れていただいてます。子供時代の真頼さんがむっちゃ可愛いんですよー(*^^*) 真頼さんと裏表紙の黎司さんも、すごく美しくカッコイイ！　そしてエロい（笑）絵で見るとやっぱりわくわくします。
小説の方は、コミカライズしていただいた元のお話「heat capacity」と、その続きになります。
「装うアルファ、種付けのオメガ ～財閥オメガバース～」という、今回のタイトルが編集さん案でしたので、表紙を見て、財閥オメガバースなのか！ とびっくりでしたよ（笑）
オメガバース自体がわりと階級社会のイメージでしたので、ここは思いきりキラッキラしたお話でも許されるかなー、と思いつつの設定にしてみました。攻めの黎司と受けの真頼さんは、私の中では王道なキャラかな、と思います。凜としてがんばる受けと包容力のある攻めですね（今回、おじさまではないですが。ていうか、オヤジのオメガバースってあんまり見たことない気がしますね。あ、需要がないか…(^^;)　肉食オヤジアルファに食われる野心的な若いアルファとか、肉食獣な戦いを書いてみたい気もしますねー）お話も王道だと思いますが、最初の「heat capacity」のラストあたりは映画の「卒業」みたいな感じかしら、と思っておりました。
ともあれ、こちらが私が初めて書いたオメガバースなのですが、それまで読んだ中でヒートの「抑制剤」というはよく出てきたんですけど「抑制器」というのは見たことなかったな、と思い、これはやはりプラグ型だよね！ というイメージが浮かんでしまったので、これが（作中で）製品化されそうでよかったです（笑）そのうち、有名ＡＶ男優とコラボして、たとえば「加〇鷹タイプ抑制器」みたいなのを、黎司さんなら発売しそう…（何だ、それ）。
書き下ろしの方は続編になります。双子が生まれ、さらにラブラブな新婚家庭です。そこに実家から圧力がかかり……という陰謀に家族で立ち向かうお話でしょうか。コミカライズのオリジナル設定「座敷牢の人」のお話を、こちらの続編の方で少しばかり取り入れてみました。そのあたりも、コミックと合わせてお楽しみいただければと思います。小説の方の小山田あみ先生のイラストも素晴らしく美しく、口絵はちょっとネットには上げられないくらいエロい……（笑）ありがとうございました！　
激甘なお話です～。おつきあいいただければうれしいです。